東西で明暗を分けた

【九州旅行⑦:水俣】

少雨期にしか姿を現さない旧曾木発電所の建物。産業遺構であり今ではヘリテージングの対象だ。鹿児島県のかなり山奥にある。曾木の滝で取水して下流のこの場所で発電する。1909年だから113年前の完成。当時は相当の難工事だっただろう。余剰電力は約50km離れた水俣に送電した。今日はこれから県境の峠を越えて水俣へ。

比田勝にて比田勝さんと

対馬の国境の町に来ています。町と同じ苗字の地元の方から、虎魚や穴子を肴にやまねこという麦焼酎を傾けながら、いろいろお話をうかがいました。稚内と同じところ違うところ多々あって非常に興味深かったです。

泊まった宿にあった220vCタイプのコンセント。こういうのは稚内では見かけなかったな。。。

突然の初対面

福岡空港から対馬への航空便が欠航で翌日の船便となり、博多で丸一日あいてしまった。ふと思い立ち諫早にいるハイラル出身のモンゴルの友人を訪ねることにした。といっても初対面。。。でも、突然の連絡にもかかわらず歓待してくれた。諫早で落ち合って車で長崎市内に向かい、出島の傍らのとても美味しい羊肉料理の店でご馳走してくれた。それから、海の見える丘の牧場に案内してくれた。友人は今そこでホースセラピーに関わる仕事をしているという。ナチンさん、今日は本当にありがとうございました!

やっぱり旅のハプニングって楽しいものですね。悪天候のおかげです。

往復4時間とそれなりのお金はかかったけど、得難い絆ができました。ただし、帰路に長崎駅から乗ろうとした「かもめ号」は悪天候のために運休になった。西九州新幹線開業前に最後の乗車と思ったのだが、、、

最後の大糸線

廃止になるかもしれない大糸線に往復乗車した。

行きの日中は鉄道ファンの団体列車だったが、帰りの最終は僕一人の貸切列車。

1981年の初乗りのときは、京浜東北色の旧型国電と確かキハ52系気動車を乗り継いだっけ。連れて行ってくれた父親と信濃大町でカレーライスを食べ糸魚川で赤ちょうちんに入り寝台特急北陸号で帰京した。

今はもう車輌も運用も変わって、あんな重厚なのではなくて軽快で味気ないのが走っています。

終着駅の糸魚川では、居酒屋でひとり新潟の地酒謙信を楽しんだ。