香港のM+現代美術館は本当に気骨のある美術館でした。天安門のとき学生達が遺体を荷車で運ぶ場面で遺体をペンギンに差し替えた作品など、事件や問題の写真で登場人物を仮面などで置き換えて伝達するアートです。アートとはきっと本源的に反体制的な営為なのでしょうね。。。
カテゴリー: 中華圏
時の流れはかくも速いものか
大使と二人連れ出って離島に出向き、美味しい海鮮をご馳走になった。遠くに特攻隊の出撃基地跡“神風洞”を眺めつつ、、、
公私峻別
大使と朝食を摂るために、庶民的な飲茶料理店に出かけました。こんな時はタクシーに乗ります。総領事館へは公用車で。納税者のために、、、
人は見かけではない
香港で居候してたのは、わけあってピークのさらに上にある瀟洒な日本総領事公邸でした。台湾の高山から下りて来たまんまの山登りの格好で最初日本総領事館を訪ねたら大いに驚かれました。人は見かけではない。。。
ピークの表と裏では全然ちがう風景が望めます。当日の日没時刻は18:39。
台北猫空の夜景
台湾最後の夜。前回と同様に山の上での茶料理を所望して皆で食しました。今はロシアから遠くフランスに移住した旧友ともオンラインで繋いで多彩な夜となりました。
台北の山の店
1991年11月、2ヶ月近い東南アジア旅行を終えて初めて台北に降り立った。もう寒い時期になっていたので、台北駅近くに山の店を見つけて専門メーカーの高級上着を買った。当時は同じ商品が海外の方が安く買えると言われていたから。探検部の先輩からの言いつけで、遭難しても発見されやすいように派手な色を選んだ。写真は気に入って身につけていた写真。(探検部のルームにて。1992年1月。)
今回の台北訪問で、たまたま泊まったホテルの向かいに古びた山の店があった。33年前に上着を買った店かはわからない。もう街はすっかり変わってしまったから。。。でも、そうかもしれないと思い、いちおう写真に収めておいた。
緊張感ただよう?台北市内にて
迪化街にて
【花蓮→台北】
列車で台北駅に到着し、駅近のビジネスホテルにチェックインした。そこから徒歩で少し行ったところに古くからの街並みを保存した迪化街がある。商店街の奥に行くほど品物の値段は安い。一番奥の露天のジュース屋さんでオレンジにレモンを入れたジュースが50台湾元。その辺りでお土産も買おうと、ドライフルーツの袋を3つ頼んで合計960元のところ60元値切ってみるがおばさんに邪険に断られる。商売根性キツいなあ。。。
若き日の想い出の教会招待所
天祥で宿泊予約をしたのは教会招待所だった。道路事情により泊まらなかったが、どんな宿かと覗いてみた。建物を見てハタと思い出した。その宿は33年前の21歳の時に宿泊したところだった。あの時はやはり山の上からヒッチハイクのトラックに乗ってやって来て、運転手のおじさんから勧められて降りたのが天祥だった。当時はこの宿くらいしか安く泊まれるところはなかったんじゃないかな。。。この宿で同宿した若い人とバイクのニケツで出かけ、渓谷に湧き出た真っ暗闇の天然温泉に浸かったっけ。あんな想い出が作れる場所にまた戻ってほしい。。。
サルの町と化した天祥
タロコ渓谷の上流の入口である天祥に、山から下って到着したら驚いた。2年前に訪れた際には観光客でごった返していたこの場所が、閑散としてサルの群れに占拠されていたからだ。あんなにお客が入っていたセブンイレブンも地震以来閉まったままだ。関原の派出所で聞いたところでは、地震後に訪れたドイツ人の団体のうち数名が行方不明になったままだという。。。早くかつての賑わいが戻ってくるといいが、、、