さよなら台湾、、、

【2022年11月27日:沖縄・台湾旅行⑪】基隆→台北

台湾最後の晩は台北市を一望できる猫空山城にて別れの杯。料理はすべてこの山で採れたお茶の葉を使っています。

台湾でお世話になった皆様どうもありがとうございました!またいつか。。。

琉球から台湾へ

【2022年11月27日:沖縄・台湾旅行⑪】花蓮→基隆→台北

最後に台湾で訪ねればならなかったのは、基隆の和平島にある琉球漁民慰霊碑でした。8日前に石垣島で台湾にまつわる様々な文物を見学したあと、那覇、福岡、台北、台南から台湾山中を経て花蓮、基隆とずいぶん遠回りをしてたどり着きました。

沖縄と台湾の双方で両地域の相互交流や扶助の歴史を感じ、この円環的旅行は完結しました。

直線で結べばすぐの両地域間もコロナ禍で今は空路も航路も閉ざされているため、一筆書きの美しい道程にはなりませんでしたが、、、

ところで、この漁民像が指差す方向は琉球ではない。いったいどこだろう?

石垣島以来の太平洋

【2022年11月26・27日:沖縄・台湾旅行⑪】花蓮

西海岸の台南から東海岸の花蓮まで台湾島を横断しました。途中海抜3000m以上の寒い山路を抜け10kmは徒歩でつなぎ3日かかりました。縦断は便利ですが横断は今もなお不便ですね。だからこそ素敵な出会いもいろいろありました!

先週の石垣島以来太平洋を眺めて陽射しが眩いです。花蓮の夜市ではアミ族料理(らしきもの)を食しました。

警官達との酒盛り

【2022年11月26日:沖縄・台湾旅行⑩】関原→花蓮

台湾山中の関原でバスに乗るため派出所に行ったら、駐在の警官呂さんと福林さんがいた。早速五葉松泡酒で乾杯となった。二葉より五葉のほうが香りがいいらしい。呂さんは植物に詳しい。後からさらに二人の警官も加わり、昨夜の牛肉湯もふるまわれ楽しい一時を過ごした。

呂さんはそのすぐあと車でバス停まで僕を送ってくれ職務に就いたが、それっていったい、、、?それにしても、僕は酒もタバコも檳榔もやるからすぐ仲良くなれて良かったな!この辺りは先住民も多い。

バスは海抜2500mの関原から0mの花蓮まで3時間かけて一気に下ります。途中タイヤのブレーキパッドに水をかけて冷やしつつ。。。

台14甲という道

【2022年11月25日:沖縄・台湾旅行⑨】廬山温泉→霧社(仁愛)→小風口→関原

霧社事件で知られる仁愛郷から合歓山を経て横貫道との合流点大禹嶺までを結ぶ14甲という道。標高3000mを超える箇所もあって雲海や山地民の集落を下に眺めつつ進みます。

20歳過ぎに越えた際には30kmくらいバスの通らない区間があって未舗装のジャリ道をザックを担いでてくてく歩きました(一部ヒッチハイク)。自分にとってはその後の旅の原点となった思い入れの深い道です。今回再訪したら全区間舗装されて昔の面影は感じられませんでしたが、それでも10kmくらいはバスがなく徒歩でつなぎました。スーツケースを引張っての行軍は初体験で疲れ果てたけど。。。

天下第一泉 廬山温泉

【2022年11月24・25日:沖縄・台湾旅行⑨】水里→日月潭→九族文化村→埔里→廬山温泉

台湾の山の奥の谷あいにある廬山温泉(日本名:富士温泉)へ。91年に来た時には昭和12年開業という畳敷きの古い旅館に泊まりましたが、さすがに今はもうなくて8階建てエレベーター付きの新しい旅館に泊まりました。

宿の若い主人夫婦がものすごく好印象だったので、お土産用に持っていた沖縄のちんすこうを差し上げました。また来ようと思います。

集集線再訪

【2022年11月24日:沖縄・台湾旅行⑧】台南→二水→水里

集集線はお気に入りです。物資を集積するため集集と名付けられた町が中間にあり、海辺から山に分け入る路線です。

91年にはディーゼル機関車が客車を引き、99年にはディーゼルカーに変わり、今回再訪したらすっかり観光路線に変貌していました。

車内で凄まじいおばちゃん達と遭遇。鉄道ファンかと思ったら、ガンから回復した患者の旅行団と知り、元気になられて良かったなと思いました。それで結局、そのおばちゃん達としばらく行動を共にすることになりました!

文化都市台南

【2022年11月23日:沖縄・台湾旅行⑦】台南にて

台南では、アートギャラリーと台湾唯一のマンガ学科を持つ大学を訪ねました。古都台南は文化活動が盛んとの印象を受けます。

アートギャラリー〝絶対空間〟では、「北海道の芸術家の眼をもって」という展覧会が開かれていて、友人の藤沢レオさんも出展しています。

台南応用科技大学マンガ学科は、今年学科に格上げしたばかりだそうで、先生や学生たちと語らいました。

私も古物商や文化交流のNPOをやっているので、それぞれと今後の交流を約して別れました。良い出会いとなりました。

最後に学生街で食べた牛肉炒麺は格別だったなー!