幼少の頃から旅に出るのが好きでした。北の世界によく出かけます。ずっと“鉄のカーテン”の向こう側の諸民族の文化や歴史に興味を持っていて、とくに同世代の人たちがどんな生活をし何を思っているのか知りたかったから。私の旅の目的は、連綿と続いてきた「日常」の暮らしや文化を見るためであって、「非日常」を求めてではありません。
私は文化人類学や集団力学を勉強しましたが、研究というよりただ実地での取り組みをしてきただけの者です。これまで少数先住民の村々を訪ねて村おこしの現場などを回ってきましたが、これは参与「観察」ではなくて協同的「実践」の行為だろうと思っています。私は日頃から「人と仲良くするのが仕事」などと嘯いていますが、これはあながち嘘ではありません。人との繋がりは一番の財産ですよね。。。
このウェブサイトでは私の旅の記録を紹介していきます。