『冒険のモスクワ放送』

1973年から10年間モスクワ放送のアナウンサーをされた西野肇さんに初めてお会いしました。青春時代を過ごしたソ連の思い出などをうかがいました。

「国と友達になるんじゃない、人間と友達になるんだ!」

って含蓄のある言葉だなあ。素敵な夕べとなりました。

久しぶりに「モスクワ郊外の夕べ」を聴いてみようかな。。。

自由か?不自由か?

すごい機械が登場した。

ミニメド770Gというインスリンポンプです。

自動測定された血糖値からAIが判断して適正量のインスリンを自動注入してくれます。

僕は9歳の時にIDDMを発症して以来、42年以上にわたってインスリンの自己注射をしてきて、その総回数は概算で6万回以上になります。

暴飲暴食喫煙薬物と身体に相当の負荷をかけてきたけれど、今もいたって元気です。生まれながらの身体がよほど頑丈だったのだろう。

廃絶型なので身体からインスリンはまったく産生しませんが、毎日即効性と遅効性の合計70単位ほどの注射をして、現在Hba1cは7%台で特に合併症もありません。

現状に何ら不便も不満もありませんが、これからの後半生の闘いに備え、最近登場したこのすごい機械を装着して更なるQOLの改善を目指しています。

だが果たして、この機械は生活の質を高めてくれるのかあるいは逆に低めてしまうのか、大いに疑問ではあります。

日々の血糖値測定や自己注射から解放されると言いますが、僕の場合はもう発症前の身体の記憶がなく、洗面歯磨き眼鏡と同じことなので自由さの実感がわきません。

それから、自由に取り外す主導権は自分が握っていたい。

僕の場合、ほぼ毎日の温泉、不定期の性行為、年に数回の海外僻地渡航と沢登りやカヌー等の水遊び、そういった時には必ず外したいのです。血糖値安定のために機械に主導権を握られたら本末転倒です。機械に魂を売りたくはない。

いま病院で100人待ちとのことですから、すぐにではないけどそのうち順番が来ます。

まさに人生の岐路に立っている感じで、大いに悩んでいるところです。

まさか僕の友達にインスリンポンプを装着している人はいないでしょうが、詳しい人がいたら教えてほしいです!

神田神保町に出店

まだ当社は本体の業務も開始していないのに、本日神田神保町に出店しました!
すずらん通りのPASSAGEの中の書棚一段分に過ぎませんが。。。シャルル・ボードレール通り3番地。
大澤真幸さんや鴻巣友季子さんや俵万智さんらの棚の上に店を構えてみました。
19世紀の洋書も並べ5万円以上の価格設定にしました。よろしかったらどうぞ。
売れるかどうかはともかく、アンテナショップとして宣伝効果はあるかなー。

これが当社の書棚。
当社の下には大澤真幸、鴻巣友季子、俵万智各氏の書棚。
PASSAGEの外観。

カキ三昧

家を出た息子が連休に帰ってきて、横浜にカキを食いに行った。海の男になる修行中の息子は最近海産物をよく欲しがります。

モンゴル人は海を怖れる人が多いけど、息子はちゃんとやれてるかな?親心でカキを一緒に食いながらあれこれ聞いてしまいます。